カテゴリー「美術観賞」の記事

2009.03.09

ゴーギャン展楽しみです@名古屋ボストン美術館

                                                               

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開館10周年記念
ゴーギャン展
我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
                                                                                                                              
2009年4月18日(土)~2009年6月21日(日)
                                                                           

スペシャルサイトはこちら

もう少しでゴーギャン展始まります
初公開の我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
背景のブルーと褐色の肌
ハロゲンの光でどう変化するのか今から楽しみです

東京へは7/3から

東京国立近代美術館でも「ゴーギャン展」を開催します。
※展示内容は異なります

会期 2009年7月3日(金)~9月23日(水・祝)
会場 東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園3-1)
主催 東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション
特別協力 ボストン美術館、名古屋ボストン美術館
Webサイト http://www.gauguin2009.jp/

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2008.03.31

国宝 日光・月光菩薩立像

28日に東京国立博物館の国宝薬師寺展を見てきました
興味は勿論菩薩立像を見ることと
立体物に対するライティングの確認です

最初の印象は立像の上部と下部の反射光の色の違を感じましたが、下部からのLEDの光が青白い艶を上手く演出していて幻想的な雰囲気を醸し出していました
積極的にLED光源を使っていることも新しいチャレンジとして大変参考になりました。
特に天井からもむき出しのLED光源で感覚的には眩しさが心配でしたが、LEDの指向性の高さにより思ったよりも眩しさ感が抑えられていました
思ったよりもパワーも有りました。

色温度の高い光でのライティングの為にLEDを使ったのだと思いますが胸や顔に当たっているハロゲンの色温度の低さ(赤っぽく反射する)のが少し私は気になりました。
ハロゲン光源とLEDを混在させる時の課題と感じました

今回の展示では一つの立像に対して20台弱のハロゲンのスポットやLED照明を使っていました
台座の四隅よりLEDのライン光源でアッパーライティング
天井からのハロゲンやLEDでの下向きの光
床と天井の中間地点四隅からのハロゲンスポットのライティング

今回のように黒色で光沢の有る物に光を宛てることはとても難しく、何時も悩まされます。
光沢のある黒色に光をあてても光源の反射光しか見えません、それだけに散らばせた多数の光源から光をあてることも必要になったのでしょう

天井からの下方向だけのライティングではどうしてもあごの下の影を消しづらく横方向からの光が欲しくなります。しかし側面からの光は光源が目線に入りやすく繊細な凹凸を消してしまいます。

悩むところです。

今回は光背がない為背後も観賞することが出来ますが、自分的には金色の背光が有るところに光をあてたら金色の煌めきが立像に映り込む分けですからさぞかし綺麗だろうなと想像してしまいます。
出来ればたいまつの炎で照らし上げられている菩薩立像見て見たいですね

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2008.03.03

バウハウス・デッサウ展

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会期:2008年4月26日(土)-7月21日(祝・月)
  月曜休館(ただし5月5日(月)、7月21日(月)は開館。5月7日(水)は閉館)
  午前10時〜午後5時(入館は閉館の30分前まで)
会場:東京藝術大学大学美術館 

 1919年にドイツ、ヴァイマールに誕生した造形芸術学校、バウハウス。
 ヴァイマール、デッサウ、ベルリンと拠点を変え活動し、1933年、ナチスの台頭とともに閉校を余儀なくされたバウハウスは、しかし、75年経った今も、世界中のデザインや建築に大きな影響を与え続けています。
 本展は、バウハウスを広く近代史の中に捉え直したうえで、デッサウ期に焦点を当てるものです。バウハウスの短い活動期間の中で、創設者ヴァルター・グロ ピウスの理想がより具体化されたのは、デッサウの地においてであったといえましょう。マイスターたちによる基礎教育の成果を示す学生作品から、工房製品、 舞台工房の上演作品資料、絵画、写真まで、バウハウスの豊かな活動を紹介します。またバウハウスの最終目標であった建築について独立したセクションを設 け、図面、マケット、映像によりデッサウ期の活動を取り上げます。
 出品総数260点余りのうち241点はドイツ、デッサウ市にて活動するバウハウス・デッサウ財団所蔵のコレクションであり、146点が日本初公開となります。

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クロード・モネの世界展

名古屋ボストン美術館で「クロード・モネの世界展」が開催致します
ボストンの印象派コレクションと浮世絵の展示は大変楽しみですね

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2008年4月26日(土) − 2008年9月28日(日)                                                                                            印 象派を代表する画家として知られるクロード・モネ。刻々と変化する自然の様子に鋭いまなざしを向け描き出された彼の作品は、観る者を惹きつけ魅了し続けて います。また、自宅の壁には浮世絵を飾り、庭園では日本の花々に囲まれる−こうした日本文化に強い関心を寄せたモネの姿も、私たち日本人が彼にそして作品 に惹きつけられる魅力のひとつでしょう。
本展では代表作《睡蓮》、《ルーアン大聖堂、正面とアルバヌ塔(朝の効果)》、《チャリング・クロス橋(曇りの日)》をはじめ、モネの初期から晩期の作品 約25点を中心に、ブーダン、ルノワール、ドガ、シスレー、ピサロ、セザンヌといった彼とともに時代をつくった画家たちの作品を加えた油彩画約50点に よって、巨匠モネの魅力を紹介します。さらに浮世絵もあわせて展示し、モネの作品と浮世絵の密接な関係を探っていきます。
                        世界に知られるボストン美術館の印象派コレクションが織り成す光と色にあふれたモネの世界をどうぞお楽しみ下さい。

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2008.02.21

第56回東京藝術大学卒業・修了作品展

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リンク: 第56回東京藝術大学卒業・修了作品展.

会期:2008年2月21日(木)-2月26日(火)
   9:00〜16:30(入場は16:00まで)
   ※最終日12:00まで(入場は11:30まで)
会場:学部生−東京都美術館・大学構内
   大学院生−大学美術館・陳列館
主催:東京藝術大学
観覧料:無料

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2008.02.07

高校生等の観覧料無料化について

リンク: 高校生等の観覧料無料化について.

国立美術館5館だけですが、高校生も観覧無料になるそうです。
いいことですね。
何でも吸収してしまう若いうちに、素晴らしい作品をたくさん観てほしいです。
できれば、一般観覧料ももう少し何とかして欲しいですね^^
日本は高すぎます!

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2007.10.18

BIOMBO/屏風 日本の美

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BIOMBO/屏風 日本の美

サントリー美術館でビオンボ見て来ました
全館屏風のオンパレード
特に気に入ったのは展示の最後の作品の麝香猫の作品
ボストン美術館所蔵のメス側が特にかわいいです

屏風の展示のライティングは何時も悩まされますが
フラットな蛍光灯の光とハロゲンが折れ数だけ有ると影が気にならないライティングが可能です
全体的にキレイなライティングをしていますが幾つかの作品に付いてはハロゲン(ファイバーかな?)の光が調整されておらず気になるところも有りました
展示替えが有るのでその為かもしれませんが少し残念

隈さんの設計で階段室の外部に対する窓部分に付けられた可動スリット
今回は外光を遮って階段室も立派な展示スペースに
なかなか感心致しました

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日本美術「今」展-絵画・彫刻・工芸-

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日本美術「今」展-絵画・彫刻・工芸-
日本橋三越で10/28まで

作品はみな見ごたえが有り お勧めです
ライティングも少し光の演出が強い部分も有りますが、光の意図を感じることが出来上手く表現できているともいました

興味のある方は光の当て方を見に行くのも楽しいと思います

現在も制作に携わっている教授(名誉教授、客員教授)の方々と、現在美術教育と制作に携わっている教授(教授、准教授、講師)の方々に御参加いただき、総計99名による代表作(絵画・彫刻・工芸)による展覧会です

東京藝術大学 創立120周年記念の
はがき購入してきました

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2007.10.03

フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展

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ヨハネス・フェルメール《牛乳を注ぐ女》
1658-59年頃 油彩、カンヴァス 45.5×41 cm
©Rijksmuseum Amsterdam

新美術館にフェルメールを見に行ってきました
牛乳を注ぐ女は一見の価値が有りますが、混雑しているときは避けたほうが良いようです
作品の大きさが小さい割に近くからは見れないので雰囲気を感じる程度になってしまいます
オランダ風俗絵画展を見に行きたい方にはお進めです

新美術館の展示で気になったことは天井の配線ダクトのピッチが離れている為、適切な場所からのライティングは物理的に難しく、額の影等が作品に掛かっていたことです
もう少し作品から離せた位置からライティング出来ると良いのですが

美術館の設計の難しさを感じます

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2007.04.27

「金刀比羅宮書院の美」応挙・若冲・岸岱(がんたい)

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本日、日本外国特班員協会のプレスルームで記者発表がありました。

『 金刀比羅宮書院の美 ー 応挙・若冲・岸岱(がんたい)ー 』
7/7〜9/9まで、東京芸大美術館で開催されます。
その後、金刀比羅宮、三重県立美術館、フランスのギメ東洋美術館と巡回致します。
若冲や応挙は有名ですが、岸岱の柳の障壁画はかなりいいと思います。
特徴としては、金刀比羅宮のレイアウトそのままに障壁画を展示します。
空間の全体イメージを感じる事の出来る素敵な展示になると思います。
是非見に行ってくださいね。

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