美術館用LEDスポットライト
美術館で使用できるLEDスポットライトが国産でもやっと出てきました
条件としては、
個別調光できること。
ある程度の高さの天井5mほどから十分な光量があること。
光の制御のためのレンズやハニカムの使用ができること。
早速購入。
現状の納期は、受注品で2カ月ほど(配光角度により納期は変わります)
個別調光機能付きLEDスポットライト
配光は、10度
色温度は、電球色
オプションとして、ディフュージョンレンズ(拡散レンズ)・スプレッドレンズ (横長配光)
を購入。
点灯試験。
色温度 ー電球色はかなり赤く感じたので温白色の選択肢も確認が必要。
調 光 ー下限値でも消灯はしませんが問題なし(10%~100%)。
トランス ーかなり重く落下防止の金物が付いていました。
配光 ースプレッドレンズ使用時は少し芯が出てかなり広がる配光でした。中角(15度)でちょうどいいかも。ワイドにするほど配光のムラはごまかせます。
問題は、オプション。
レンズの装着方法はかなり問題有りだと思います。
今回のレンズの周りにはゴムのリングがついており、灯体にはめ込んだあとでバネで固定しますが、固定してからではレンズを回転させることが全くできません。
ディフュージョンの場合はいいのですが、スプレッドは向きを調整しなければなりません。
どうやって調整をするのでしょう?
今までも固定バネで固定していて動かしづらかったのですが、なんとかガラスの表面を擦って回して調整できました
今回のはゴムが付いているため全くダメです。調整できません
海外の製品ではレンズがリングごと回転できる様になっており、調整の手間は全くかからない製品があるのに不思議です。
さらにレンズを外す時は、ゴムのリングを引っ張らないと外せないのですが・・・
↓↓↓ゴムのリングがこんな感じになっちゃいます
個別調光が出来る器具ができたと思って喜びましたが、結局国産の器具は未だ使えない訳で、困ったものです
道具として質の高い光と使いやすい構造の照明器具はほんとに国産は少ないと思います。
コスト競争や省エネルギー等の切り口で器具を開発しなくてはならない結果なのかもしれませんが。
残念です。
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