朝倉文夫の猫たち @はけの森美術館
会 期: 2011年7月16日(土)〜9月19日(月・祝)
開館時間: 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日・7月19日(火) ※7月18日(月・祝)は開館
観覧料: 一般500円 小中学生200円
※未就学児および障害者手帳をお持ちの方は無料
主 催: 小金井市立はけの森美術館
企画協力: 台東区立朝倉彫塑館
協 力: 東京学芸大学デザイン研究室
柔らかで可愛らしい、でも時折見せる野性的な行動がどこか神秘的。無愛想だったり甘えてきたりと気まぐれな態度……古今東西の多くの芸術家
が、そんな猫という動物に惹かれ、作品のモティーフともしてきました。《墓守》(1910)や《大隈重信像》(1932)などの肖像彫刻で知られる日本近
代彫塑の大家、朝倉文夫(1883-1964)もその一人で、一時は自宅に19匹も飼っていたといいます。また、実現には至りませんでしたが、晩年にはそ
れまでに作ったものに新作を加えて100体もの猫像を展観する「猫百態展」を構想していました。獲物を狙って身構える、丸くなって眠る、母猫にぴったり寄
り添う……展覧会出品や外部からの注文にとらわれることなく、生涯にわたって作られた多くの猫像は、朝倉の側で気ままに過ごしていた中での一瞬をそのまま
写し取られたかのようです。
本展では、かつての朝倉の自宅兼アトリエを美術館とした台東区立朝倉彫塑館が所蔵するブロンズ像26点、30匹以上の猫を展示します。自然主義的写実の作家・朝倉のすぐれた観察と造形力、そして対象に向けられた愛情から生まれたさまざまな姿の猫たちをお楽しみください。(展覧会ホームページより引用)
展覧会ホームページへ
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント