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2008.04.11

展示ケースの憂鬱

芸大のコレクション展の作業で眩しさが気になるガラスカバーの有る展示ケース(写真1)
P1020672s 写真1

ケース内に照明が無い展示ケースは天井から照明を当てますが、作品を見たときに照明器具がガラス面に反射して眩しく、作品を見るときに邪魔になってしまいました。

天井からのライティングのルールは
○眩しくしないためには目線と同じ方向から光をあてる⇒目線に器具は入らなくなるけれども自分の頭の影が作品にかかってしまう欠点が有る
○目線に対して左右に器具をずらす⇒2方向からあてる場合は目線の両サイドに自分の影がでるが正面は影にならない
○ガラスカバーのガラスの張り合わせの影が作品にかからない位置を探す
○器具のみえる位置(眩しい光)が作品とダブらない

等々の条件を考えながら器具の位置をいろいろ変更して検証しました
最終的にはガラスケースの左右の位置で頭の影が出ない前方向から当てることに致しました

ケースの前に立って見たときは確かに器具(眩しい光)が見えますが(写真2)実際にお客様が頭を前に出してガラスケースをのぞき込んだときに眩しさがない器具位置に設定しました

P1020713s (写真2) P1020714s(写真3)     P1020715s (写真4)
写真3は少し頭を前に出した見え方⇒光る部分が上に逃げて作品から遠くへ移動します
写真4は完全にケースの上に頭を置きのぞき込んだ見え方⇒眩しさはなくなりました

ガラスやアクリのカバーの展示ケースは何時も照明調整を悩ませます
それもまた楽しい作業ですけれどね

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