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2008年4月

2008.04.11

展示ケースの憂鬱

芸大のコレクション展の作業で眩しさが気になるガラスカバーの有る展示ケース(写真1)
P1020672s 写真1

ケース内に照明が無い展示ケースは天井から照明を当てますが、作品を見たときに照明器具がガラス面に反射して眩しく、作品を見るときに邪魔になってしまいました。

天井からのライティングのルールは
○眩しくしないためには目線と同じ方向から光をあてる⇒目線に器具は入らなくなるけれども自分の頭の影が作品にかかってしまう欠点が有る
○目線に対して左右に器具をずらす⇒2方向からあてる場合は目線の両サイドに自分の影がでるが正面は影にならない
○ガラスカバーのガラスの張り合わせの影が作品にかからない位置を探す
○器具のみえる位置(眩しい光)が作品とダブらない

等々の条件を考えながら器具の位置をいろいろ変更して検証しました
最終的にはガラスケースの左右の位置で頭の影が出ない前方向から当てることに致しました

ケースの前に立って見たときは確かに器具(眩しい光)が見えますが(写真2)実際にお客様が頭を前に出してガラスケースをのぞき込んだときに眩しさがない器具位置に設定しました

P1020713s (写真2) P1020714s(写真3)     P1020715s (写真4)
写真3は少し頭を前に出した見え方⇒光る部分が上に逃げて作品から遠くへ移動します
写真4は完全にケースの上に頭を置きのぞき込んだ見え方⇒眩しさはなくなりました

ガラスやアクリのカバーの展示ケースは何時も照明調整を悩ませます
それもまた楽しい作業ですけれどね

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2008.04.10

芸大コレクション展

P1020669 P1020672 P1020676 P1020685 P1020687

本日より芸大コレクション展始まりました

今年度のコレクション展では、当館所蔵の作品・資料の有効な活用を推進することを目指し、古美術・日本画・西洋画・彫刻・工芸・図案の各分野 のコレクションの名品とともに、近年展示される機会の乏しかった作品群から厳選して展示を行います。特に、古美術および日本画、素描作品については、三期 に分けて展示を行い、可能な限り多くの作品をご鑑賞いただくことといたしました。

これとともに今回の展示では、二つの特集展示を行います。

1.東京美術学校とバウハウス
本展とほぼ同時期に開催される「バウハウス・デッサウ展」(4月26日—7月21日)との関連企画として、東京美術学校図案科(現:デザイン科、建築科)の卒業制作から、大正・昭和初期の作品をとりあげ、美術学校におけるバウハウスの影響について考察します。

2.菊池一雄とその周辺
2008年は、本学彫刻科教授であった菊池一雄(1908-1985)の生誕100年にあたります。この機会に当館では、菊池一雄作品を中心に、この彫刻家をめぐる作家に焦点を当てた展示を行います。

P1020688 P1020695

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