芸大「ICHIKEN展」
2007.9.20〜27 東京藝術大学大学美術館 陳列館・正木記念館
「東京藝術大学日本画第一研究室発表展〜ICHIKENTEN」
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2007/ichiken/ichiken_ja.htm
正木記念館は、和室で周囲を襖に囲まれた環境で、襖を閉めると真っ暗な空間になります。
そこに今年は4点の作品が展示されていますが、昨年に引き続きかなり暗めの設定で、昨年同様暗いとクレームがでるかも知れませんが、作品に対する光の要求はこの暗さで良しとしています。
作品にミニマムな光をあてることで良しとできる彼らの感性は、光を操ると言う観点からは、レンジの広い使い方ができ、私たちの感性とも近いものが有ります。
強すぎる光がどれほどの質感を損なうかを理解している彼らに拍手を送りたいと思います。
写真アップしますが三脚無しの10秒ほどのスローシャッターになっていますので、雰囲気を感じてください。
実際の作品をご覧になるのが一番ですね。
左から2番目の作品は和紙の透過光を見せる物で裏側にスプレッドレンズ付きのスポットライトを2台設置してバックライティングを行っています。
左から3番目は第一研究室の斉藤典彦先生の作品です。
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